Neurolucida
ニューロンのトレーシングと再構築、
定量的解析、
3Dブレインマッピングのための
最先端のシステム
Neurolucidaは、組織標本から直接正確な神経細胞および脳構造の再構築を実行するために特別に設計された顕微鏡システムです。
Neurolucidaは、以下を含む500を超える神経形態の定量解析が可能です。
樹状突起、軸索、分岐、シナプス、スパインの数
樹状突起と軸索の長さ、幅、体積
細胞体の面積と体積
神経細胞の複雑さと広がり
顕微鏡ハードウェアとNeurolucidaソフトウェアは調和して機能し、強力な神経細胞再構築システムを提供します。標準的なシステムは、顕微鏡、コンピュータにNeurolucidaソフトウェアを備え、低倍から高倍の対物レンズを使用して、シームレスに広範囲に亘る神経細胞のトレーシング、細胞のマッピングが可能です。Neurolucidaは、顕微鏡および関連するハードウェアと完全に統合して、手作業を減らし、データ収集を高速化します。
また、他の顕微鏡で取得した、Zスタックを含む画像ファイル上の神経細胞や組織切片のトレース、解析も可能でソフトウェア単体でも使用できます。
顕微鏡用電動ステージを制御
顕微鏡用カメラを制御
フォーカスノブ、対物レンズを制御
蛍光画像、蛍光画像スタックを取得するときに、フィルタータレット、フィルターホイール、およびミラーキューブを変更
さまざまなファイル形式をサポート
ニューロンのトレーシングと解析に関して、Neurolucidaシステムは、Neurolucidaソフトウェアと、必要なハードウェア(顕微鏡、コンピュータ、電動ステージ、カメラなど)により構成されます。
Neurolucidaシステムを導入する場合、主に2つのオプションがあります。
1. 新しい顕微鏡システムを購入
私たちは以下を含む主要な顕微鏡メーカーと協力しています。
● カールツァイス AxioImagerM2 / Z2
● オリンパス BX53 / BX63
● ライカ DM4 / DM6
● ニコン Ni-U /Ni-E
2. 既存の顕微鏡ハードウェアをアップグレード
● 新しいシステムに必要なすべてのハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを含む完全なターンキーシステムを提供します。
● 新しいシステムで使用する顕微鏡、電動ステージ、またはカメラを既にお持ちの場合は、すべての新しいハードウェアを購入するのではなく、お持ちのハードウェアを新しいシステムで使用することが可能かどうかを判断するお手伝いをさせていただきます。
Neurolucidaシステムは、研究者の特定の研究ニーズに基づいてカスタム可能です。
Neurolucidaには、脳や脊髄等の組織標本の3D再構築を作成し、分析するための高度なツールがあります。
長く伸びる神経経路をマッピングして分析します。
関心領域の細胞の分布をマッピングします。
ハンチントン遺伝子が発現している標本の線条体の萎縮や、関心領域に現れる病変の体積など、体積変化を調べる研究の体積を定量化します。
関心領域内の細胞等のオブジェクトの分布を分析し、オブジェクト同士の近接性や、オブジェクトと解剖学的境界との距離を見出します。
Neurolucidaは、2Dまたは3Dスライドスキャニングモジュールを追加することで、2D(XY)および3D(XYZ)のスライド全体の画像(標本の高解像度デジタル画像)をキャプチャできます。
スライド全体の画像を使用することで、顕微鏡に接続されていない他のコンピュータでもニューロンの再構築、解析等を行うことが可能になり、また、当社の画像表示、共有、保存アプリケーションであるBiolucidaに簡単に保存できる組織標本の永続的なデジタルファイルを提供します。